雑記

これでキミも合同誌主宰になれる!合同誌をやるうえで必要なもの4つと抑えておくべきポイント14選と闇堕ちしないためのコツ3つ

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はいこんにちは。前回に続いて「論文合同」ネタです。アイキャッチがひどいことになってますが気にしないでください。あとタイトルがいやに商業的なのは、単に普段の仕事で染み付いたクセなのでそれも気にしないでください。

今回は「合同誌をやるうえでのポイント」的なサムシングについて。前回のクソポエムとは打って違って、一気に良心的な内容になりましたね。わーい。

んじゃ前置きするのも面倒なので(適当)、いきなり以下、いろいろつらつら述べて行きますよー。

合同誌を主宰するために必要なもの

合同誌とは?みたいな商業記事にありがちなクソめんどい見出しは作らないので、適宜調べておいて下さい。

それでは、まず合同誌を主宰するために必要なものをご紹介します。まあ、別に無くてもどうにかなる気はします。ソースは自分。

お金

ごめん、これは確実に必要。お金、めっちゃ大事。というか極論、合同誌の主宰ってこれを出すための人間です。

他の合同誌がどうなのかはあまり良く知りませんが、肌感覚として合同誌運営では「主宰が基本的に必要経費はすべて出す」形式が多い気がします。

もちろんちゃんと黒字になればOKどころかキックバックも入ってきて(たぶん)ウハウハですが、赤字だと非常に悲惨です。あと在庫を抱えるのも主宰なので、合同誌主宰をするときは家の広さと十二分にご相談ください。

これはこぼれ話なんですが、今回の論文合同を主宰するにあたり、交通費みたいな間接的な経費も含めるとだいたい20万円くらいかかりました。おかね、だいじ。

そしてこいつは、売上金が格納されている魔法の箱(実話)

人材

主に参加者と運営陣ですね。特に後者がめっちゃ大事。

合同誌をやるうえで、必ず行うべき主宰の仕事は極論3つのみです。お金を出すこと、最終的な決定を下すこと、そして仕事を他の人に振ること

主宰が仕事をするのは、原則として全く好ましい状況ではありません。ということでまず必要なのは、仕事を振れるだけの十分な運営陣を探して、頼ること。

ちなみに今回、自分は運営陣を2人しか確保せず、非常に厳しい状況となりました(この2人が超有能だったからよかったものの……)。

あと、参加者がいないと合同誌始まりすらしないので、こっちもちゃんと確保しましょう。まあ、ここはTwitterのフォロワー数、それと普段どの程度界隈に漬かってるかで難易度が上下してしまうのですが……。

ただ、今回の論文合同よろしく、なんとなく奇抜なものには食いついてくれる方もいます。ありがたいことでした。ってことで、自分の戦闘力に自信がない諸兄は奇抜な企画をしてみるといいかもしれません(ただしタスク量は雪だるま式に増える)。

こういうことを言ってた時期がぼくにもありました

余裕

合同誌の主宰、思った以上に雑務が多いです。あと参加者さんへの対応。自分みたいなクソコミュ障にとって、これはとても厳しいものでした……。

ってことで、そんな厳しい状況に置かれても心の平穏が保てるような余裕をちゃんと持っておきましょう。仕事とか学校は仕方ないにしても、それ以外のタスクをギチギチに詰めると心が死にます。ソースは自分。

余裕は大事。

メンタル

諸兄におかれましては、〆切守ってこない参加者さんにも寛大な気持ちを持てるよう、強いメンタルを持ちましょう。メンタルを防御する術を持たない人には合同誌無理です。たぶん。


こういう事態にも強くいられる心を持とう。

合同誌を主宰するときにやるべきこと

次は合同誌を主宰するとき、やっておくべきことです。なんとなく時系列順で書いた気もしますが、その辺の前後はご愛嬌。結構やることは多いので、心して読んでください。

ツイプラ立てる

参加者さん募集のためのやつです。ツイプラには可能な限り詳細に要項を書きましょう。文章量が多くなってしまう場合はGoogleドキュメントとかへのリンクを張るのも手です。

とりあえず必須な記載事項としては、合同誌のコンセプト・出るイベント・募集する原稿・提出データのフォーマット・今後のスケジュール(〆切)・連絡先、くらいでしょうかね。お金の流れについてもざっくり書いとくといいです。

あと、これは自分がやらかしたポイントなんですが、合同誌だと著作権の譲渡は行わないことが多いみたいです。使用許諾オンリーってことですね。自分は普段の仕事のノリで著作権譲渡しろ!って書いて、そしてフォロワーさんに怒られました……()

参考: https://twipla.jp/events/364385(今回つくったツイプラ)

Discordサーバーつくる→参加者と運営陣招待

いろいろお知らせしたりデータ提出したり雑談したりするために、DiscordとかSlackみたいなツール使ってコミュニティを作っておきましょう。

しばしば「TwitterのDMグループでもいいのでは?」と言われがちですが、Twitter DMって送信したメッセージの編集とか削除ができないので、送信ミスしたり失言したりしたときに取り返しがつかなくなります。ご注意をば。

参加者さんの管理シートを作っておく

誰がなんの形式で、どのくらいの長さの原稿を出してくれるのか。(あれば)原稿のタイトルや提出の有無はどうか……。

などなど、こういった細かい事項を管理するために、Googleスプレッドシートか何かで管理シートを作っておきましょう。のちのち楽になります。

イベント参加申し込み

コミケならコミケ、オンリーイベならオンリーイベでちゃんとサークル参加の申し込みをしておきましょう。忘れると非常に悲惨なことになります。

サクカ等については、絵が描ける人が運営陣にいるならその人に投げる、ダメそうなら自分で内製するかお金積んで外注するかしましょう。文字だけのサクカは(目を引かなくなるので)おすすめしないです。


こいつはうちのサークルの初期サクカ。これが有能な編集担当ちゃんによって↓に生まれ変わりました。


デザインできるってしゅごい(こなみ)

告知用のTwitterアカウントを作る

案外他の合同では作ってないですが、(特にフォロワー数が乏しい自分みたいな人間は)合同誌告知用のTwitterアカウントを作っておきましょう。

普段使ってるアカウントと告知用アカを分けるメリットとして、「普段の自分の言説etcと合同誌を切り分けられる」ということが挙げられます。これ、気軽にフォローしてもらえるという意味でもすごく重要。

なので、普段の自分のアカウントをブロックしてる人が告知用アカをなぜかフォローしてる、みたいなよく分からない状態が生まれます(実話)

こいつがその問題のシロモノ。ヘッダー画像の背景は超初期に表紙絵案として生まれた3Dモデリングの産物という裏話があります。

ちょくちょく進捗確認をする

合同誌の参加者さん対応で一番扱いづらいのって、連絡が取れなくなることなんですよね。てことで定期的にDiscord(ないしはそれに準じるサービス)を覗いてもらえるよう、ちょくちょく進捗確認しましょう。

とは言ってもやりすぎるとプレッシャーになるので、あらかじめ「○月○日に皆さんへ進捗確認しまーす」とか告知したうえで、〆切までの間1回か2回くらい聞く程度にすると良いと思います。

誌面のレイアウト組みを考えておく

これ、もし可能ならば他の運営陣に投げるのが一番いいのですが、まあなかなかそうはいかないですよね(今回の論文合同では編集担当を設けられたので、全面的に彼へぶん投げましたが)。

てことで、誌面のレイアウトをどう組めばいいのかぼんやり考えておきましょう。InDesignとかIllustratorを使うのか、Wordで妥協するのか。各ページのノンブルはどう振るか、その他諸々……。

こういうポイントは地味に合同誌のクオリティを左右するので、やはり可能ならばちゃんとデザインが出来る人へ外注したほうがいいと思います。ね、こうやってお金が溶けていくんですよ……(ニッコリ)。

あ、けっこう見落としがちですが、まえがきあとがき、その他巻末に突っ込む参加者さんの一覧とか、そういう点もまあまあ工数かかるので注意です。

印刷所を選定して〆切をちゃんと確認しておく

最初のツイプラ作りにも関連してきますが、どの印刷所使うのかをあらかじめ決めておいて、そこから〆切を逆算しましょう。

例えば夏コミだと、だいたい7月前半~後半に印刷所は入稿〆切を持ってくる場合が多いので、いろいろ余裕を見ておいて6月頭には原稿締め切る、とか。余裕を多めに取っておいて損はないです。

あと、イベントの当日に掲示するポスターみたいのもあらかじめ用意しておきましょうね。無いとスペースがちょっと寂しくなります。


ポスターあるとなんとなくそれっぽくなるよね。

会計帳簿はつけておく

非公開でぜんぜんいいので、今までいくらかかったのか、今後いくらかかるのか……みたいな帳簿をざっくりつけておきましょう。後日ごっちゃになってワケが分からなくなります。

何かを外注するなら早めに動く

例えば気になる神絵師の○○さんを招聘したいだとか、当日の売り子さんにコスプレイヤーの○○さんを呼びたいだとか、そういうのは早めに動いておきましょう。可能ならイベントの3ヶ月前とかには。

というのも、例えばイラスト1枚取ってみても人気のイラストレーターさんは半年待ちとか1年待ちとか、そんなのザラだからなんですね。

同人の場合は結構融通利かせてくれる方も多いですが、それでも2,3ヶ月は必要、という方も多いですし(これは今回の合同誌の経験……というより、過去の諸々の経験則ですが)。早めに動いておいて損はありません。

各原稿の掲載順を決める

地味に悩むポイント。誰の原稿を最初・最後に持ってくるのか、流れは恣意的に決めたほうがいいのか、それともランダムにしたほうがいいのか……。まあまあドツボにはまるところではありますね。

ちなみに今回の論文合同では、1ヶ月まるまる悩みまくった挙句ほとんどの順番をランダムで決定、セクションごとの最初の原稿だけは運営陣の投票で決めた感じでした。

まあ、ここについては各合同誌のコンセプトetcとにらめっこして決めればいいんだと思います。ちなみに『合同誌 原稿 掲載順』とかでググってもほとんど有益な情報は得られませんでした。きびしい。

当日の必要なものを揃える

いわゆる備品とかいうやつですね。この辺はググったほうが良い感じの情報が得られる気がします。

まあ、普通に各種工具とかテーブルクロスとかを用意すればいいんでないですかね。知らんけど。またここでもお金がかかる。

きちんと宣伝する

これ、めちゃくちゃ大事。ホントに大事。ちゃんとTwitterとかで告知はしましょう。ホントに。宣伝しないとどんな良作でも見向きもされません。オタク、たいていの場合下調べしてイベント臨むから。ちゃんと宣伝はしろ。いいな。

「宣伝なんてしなくても大丈夫だろ!w」とか、「宣伝とかするの恥ずかしい……」とか思ってる奴らは以下のツイートを100万回読め。

頒布部数を決める

こいつに関しては完全に大博打なので、まあ勘とノリで決めましょう。ぼくは印刷所さんへとお金を振込する5分前に決めました。詳細は後述。

今回の論文合同で大変だったこと

最後に、今回の論文合同で大変だったことをずらーっと挙げていきます。闇堕ちしないために、ぼくの二の徹は踏むなよ。いいな。

誰かの犠牲の元にしか成り立たないシステムを作ってしまった

「誰か」は主に自分と運営陣、あと査読者さんですね。これが今回の一番の問題点だったかも。

今回の論文合同では、なんとなく全部の原稿のクオリティを揃えてみたかったので、「査読システム」なるホンモノの研究雑誌さながらのシステムを取り入れたのですが、まあコレが良くなかった。いや、システム自体は良かったんですが、もう少し上手くやるべきだった

まず当然のごとく、参加者さんの全員が全員論文執筆経験があるわけではないので(ちなみに主宰にもありません)、そういう論文書くためのルールみたいなものから徹底していかなければならないワケですね。ここでリテイクが入ります。

でもって、学術的な内容についても査読者さんたちはちゃんと目を通してチェックしてくださったので、そこでもまた修正が入ります。

するとどうなるか? 答えは簡単で、当然圧倒的物量のリテイクが生成されるわけですね。

そんな中で特にタスク量で圧迫されたのが、ひたすら内容チェックをしまくる査読者さんであり、そして内容文をレイアウトに流し込み組版していってくれた編集担当だったわけです。編集担当ちゃん、たぶん100は超える数の原稿を組版してたんじゃないかなぁ……。

しかもそこに圧倒的人員不足(20人以上の原稿を査読者さん3人、編集担当1人で回すという鬼畜体制)も相まって、5月6月7月くらいは常に自転車操業的厳しさがありましたね、論文合同……。

別に自分はその時期、特段なにか重い仕事があったというわけではなかったのですが、だんだんと闇堕ちしていく査読者さん&編集担当を見てたらこっちまでダークサイドへ……なんて構図はしばしばありました()

てことで、何か物珍しいシステムを取り入れる際は必ず人員確保とシステムの単純化に努めましょう。これ鉄則。

まさかこいつを現実でやらかすとは思ってもなかったです。(画像はアンサイクロペディアより引用)

部数読みがアホみたいに難しかった

編集担当ちゃんいわく、論文合同は「爆発的人気を誇ってからの焦土と化したコンテンツにおける評論傾向で知名度がそこそこ高く表紙神絵師の部数読み不可能な合同誌」だそうでした。うーん真理。ということで非常に部数読みが難しかったです。

普段30部刷っても全部ハケないような弱小同人作家ことやぎこちゃんにとって、今回刷った部数は普通に清水の舞台から飛び降りる気分だったんですけどね(3ケタ部数刷るのって勇気いりますよね……)。

フタを開けてみたら、メロブ委託は3日で販売完了するし、なんとコミケ開会1時間半で全部売り切れました。こえーよけもフレ界隈。

で、その終わった後が個人的には厳しかったですね。周囲からは「増刷しろ」の大合唱。例の「売り切れてしまってひたすら謝り続けるイベント」が自分の身に降りかかるとは思ってなかったです。。。()

ってことで、結局電子書籍版発行に落ち着きました。そんなこんなで、今後合同誌をやる諸兄におかれましてはちょっと多めに刷るといいかもしれませんね!(※責任は一切負いません)

個人的なタスクが時期的に丸被りしまくった

冒頭で言った「余裕」がなかった結果、表題の通りとなりました。個人的なお仕事やら大学のテストやらサークルのあれこれやらが被りまくった結果、一時期は合同誌の作業がほとんどすべてストップするほどの状況に陥ったことも……。

今回は運営陣一同の筋肉と気合いでどうにかしましたが、たぶんアレは奇跡みたいに歯車が噛み合ってくれた結果生まれたミラクルだったと思うので、自分の身に余裕がない方は合同誌やるのをオススメしません。

まあ、普通にイラストだけとかの合同誌がどの程度タスク量必要なのかは知りませんが……。

おわりに

はい、以上合同誌をやるにあたって抑えておきたいポイントでした。たぶんいろいろ忘れてる事項もある気がするんですが、それ思い出そうとすると思い出したくない諸事項とかが出てきちゃいそうな気がするので、いったんこの辺でやめときます……()

今回、この記事を書くにあたって論文合同のDiscordサーバーを読み返してみたんですが、足掛け半年間ずっと全力疾走してた感じがあってすごくノスタルジーを感じますね、はい。いろいろありました。まあ、そのいろいろは大部分を墓まで持っていく感じになりますが。

今後合同誌を主宰しようという修羅の道を歩む方々、どうぞがんばってください。止めません。まあアレよ、合同誌の主宰はつらいけどたのしいよ!(たぶん)

てことでおあとがよろしいようで、眠くなってきたので終わりです。ここまで読んでくれた 暇人 心温かい皆さん、良い同人ライフを!!!!!

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